3人のJDの色仕掛けによるお財布化

資産家の家に生まれた青年が、ファッションサークルのJD三人組に目を付けられ、たっぷり絞られ口車に乗って貞操帯を付けられ射精管理の果てに三人のお財布にされるというもの。
22ページは同人誌一冊としては平均的なボリュームだが、3人相手となると些か短い、しかし耳元で甘くささやかれ、3人のテクニックで骨抜きにされ、狭い家に連れ込まれて同棲という餌をぶら下げられ、快楽欲しさに自分の家をプレゼントしてしまい見事に転落する様は素晴らしい。
貞操帯は出るものの、アメの射精も短いページでしっかりと描写されており、クレカ明細と大学の成績が見る見るうちに落ちていくという破滅感を感じさせる色仕掛けの小道具も秀逸で、なんと婚姻届けと財産の譲渡まで描かれている。
とにかくこの小道具の描写がなかなか秀逸で、さらっと流されているのだが、2ページの間にみるみる膨れ上がるクレカの明細、過激化しているであろう色仕掛け、誰としたのかは不明ながら婚姻届けまで出しておきながら、ラストは貞操帯を付けられ射精してほしさに三人のお情けにすがる、お財布ペットと化しているオチは色仕掛けでは王道ながら先述の小道具の描写が上手いので中々「くる」物が有る。
作画面でもとにかく「脚」の描写が巧みで、タイツといい足指といい非常にフェティッシュな画面が展開されており、是非相手を一人に絞るか、ページ数を増やすかした次回作に期待したい。