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新規レビュー 2020.03.15
レビュー更新 2020.03.15
01.ストーリー
02.おかずに使えるか
03.イラスト/グラフィック
04.ボリューム
05.コストパフォーマンス
マゾ向け雑誌、GirlsforMのソフトM作家の中でも、体格差とおねショタでマゾより「受け身」なエッチで一貫した作風だったEOまさか氏の初商業単行本。
しかし初の商業デビュー早々に雑誌が休刊してしまい、半端なページ数だがどうにか単行本を出すことができた。
それは不幸中の幸いとして同情もするが、同人ではなく商業である以上、そこは申し訳ないが作品の評価に影響させてもらう。
まず性癖自体は徹底した体格差おねショタで、GirlsforM作品の中ではラブラブ臭も強くかなりライト、筆者のツボにはまるしエロいのだが、最大の欠点は全94ページの短さと値段も770円というのをどう評価するかが問題。
100Pに満たないとはいえ、5本収録されていて、同人誌5冊分と考えればそこまで割高感は無いかもしれないが、商業単行本と考えるとやはり半端、それに商業作品である以上、比較対象は同人誌ではなく商業誌として評価するべきだろうと考えると、ボリュームとコスパはやや低評価にせざるを得ない。
翻って収録作品を見てみると全編おねショタの体格差エッチで、ストーリーは意外とファンタジーやSFも出ていてバラエティに富んでいる。
全ショタがお姉さんの腰以下の身長で、おっぱいに埋もれて恍惚と射精しているが、ストーリー的にもえっち的にも目立ったのは以下の作品。
・ジーニアスボディ
天才少年が産み出した人造人間ギャルが少年を搾り取り、なんだかんだでしっかりラブラブになっちゃう奴。少年大好きとはいえギャルらしい舐めた態度にアナルも舐められ、1コマで済まされてる愛欲の日々もおっぱいに埋もれて体格差を感じる構図だったりで中々にツボに来る。
褐色キャラという事もあり絵的には他に比べて結構差別化されているように感じる。
・ジェネレイ太郎
唯一の3Pもの。ムッチリお姉さん二人に挟まれ閉じた世界で延々と射精生活で、一番GirlsforMらしいマゾ感を感じたが、シチュはともかくストーリー的な事情もありお姉さん二人にサド感はない。ただこういう箱庭エロは割りと好きな部類で、所詮エロとは言えストーリーから感じるSF感も割りと好み。
徹底した体格差を強調した構図やおっぱいは、初単行本とはいえ作家性が見事に出ていて素晴らしい。
ただし先に言ったが、幾ら女体にボリューム感が有ってもやはりページは商業誌としてはボリューム不足。
だが次があるならぜひ200Pこの調子で出して欲しい。
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