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新規レビュー 2019.03.10
レビュー更新 2019.05.10
01.ストーリー
02.おかずに使えるか
03.イラスト/グラフィック
04.ボリューム
05.コストパフォーマンス
06.システム/UI
07.面白さ/楽しさ
最早埋もれてしまったであろう名作を掘り起こしてみました。メフィスト☆さんの名作RPGくのイチ忍法帳第三幕です。
販売日は2009年とありますので10年前ですか、乾いた笑いが出てきてしまいますね。
こちらの作品は同サークルさんの過去作品のキャラクターが終結した作品で、全作品の中で最も完成度の高いと個人的に感じています。
ただ名作とは言っても多くの人が回れ右するこの画風、ここだけはどうか目をつぶってもらいたい、この作品の魅力はそこではないのです。
こちらの作品は1日の中でキャラクターの行動を選択し、通行手形を集めて先のステージを目指すのが目標です。
各キャラには特性として得手不得手があり、レベルアップで割り振れるポイントで育成方針を決めて攻略していくのが楽しいゲームです。
ステージ出撃には3人が必要で、目的に応じて編成を変えていきます。
ステージにはランダムで配置される宝箱があり、中身は3人の運の平均値によって変わります。
運が高ければより良い装備が手に入るので、必ず1チームは運極振りの編成が必要です。
そこを抑えておけば後は流れでなんとかなると思います。
この作品の戦闘の流れは凄く変わっていて、カードを3枚引き。その結果に応じて攻撃に使用するゲージや忍術ゲージを得たり、敵からの攻撃&セクハラ攻撃を受けます。
時折技の巻物が出ると、必ず敵の攻撃を受けるより先にチャンス演出が起き、指示された順番通りにカードを選択すると有利な演出が起きます。
逆に間違えると敵の攻撃が起きる確立が増えるので負けたい時はわざと間違えたり、満足度を下げたりします。
敵の攻撃は黒ドクロカードを引いた数で威力が変わり、HPが0になると犯されてしまいます。犯されると精力ダメージを受けてしまい。精力が0になると行動できなくなります。
セックスが始まると簡易アニメが発生するんですが、キャラの脱衣状況なんか全部反映する恐ろしい量の差分があります。
また赤ドクロカードは枚数によりセクハラを受け、精力ダメージを受けてしまい赤ドクロが3枚揃うといきなりセックスに突入してしまいます。
戦闘では強いのにHが糞雑魚の刀なんかは赤ドクロ3枚からの中出しからのアンコールセックスで即死したりするのがシコいと思います。
3人全員がダウンすると、敵のお仕置き部屋敵に拉致されて、めちゃくちゃに犯された上で脱出パートが始まります。
脱出に失敗するとまためちゃくちゃに犯されます。ここが好きで僕は何回も抜いた覚えがあります。
この作品の魅力は他の追随を許さないとんでもない量の差分とゲーム部分と強く結びついた下品な戦闘回りのエロですので、体験版で是非体感してほしいと思います。
~不満点~
このゲームには飲食の概念があり、満腹度と喉の渇きが戦闘に影響します。最初は管理するのが楽しかったのですが食材が割りとコストが重く後半になってもお財布事情は改善しないのでこちらはただ邪魔なシステムだと思います。
また平成初期の乙女漫画を読んでるかのような会話の展開もあまり好きではないのでストーリーを進めるのは若干辛かったですね。
レベルアップで得られるボーナスポイントでキャラの育成をしていくわけですが、レベル上げの大変さの割りにポイント量が少なく。育成には結構な手間がかかります。
また運によって得られる装備品の質が違いすぎるので、結局運ありきの育成を強いられます。
また手形を得るか脱出ポイントに行くまでステージを出られない上に、手形の入手条件が複雑な物もあり進行は結構大変でした。
~終わりに~
万人受けは絶対しないやりこみ系のエロ同人RPG。刺さる人にはぐっさり刺さる戦闘エロ。僕自身は30回くらいは抜いたはずですので、ブルーチーズやくさやに挑戦するような気持ちでプレイしてみてはいかがでしょうか。
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