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新規レビュー 2019.12.31
レビュー更新 2019.12.31
01.ストーリー
02.おかずに使えるか
03.イラスト/グラフィック
04.ボリューム
05.コストパフォーマンス
もつあき氏はpixivで何度か拝見しているし、商業誌は買ってるのだが、ロリはそれ程優先しないので有料の同人作品買うのはこれが初だが…
凄すぎ、明らかにこっちの方が筆がノッているのが分かる。
元々ハートを多用したり、青臭い童貞猿の興奮や妄想をそのままセリフに書きだしたような、よく言えば興奮が伝わりやすい、悪く言えばキモイ台詞の使い方をしている方だったが、催眠という事で男のセリフが多い作風と結構マッチしている。
ストーリーは典型的なご都合主義の催眠抜き物で、基本は催眠により無意識状態の優衣奈ちゃんが相手なので、本来の可愛さは断片的に描かれる感じの作風。
ただし僅かな日常描写で魅力を見せたり、催眠でママになったり、告白されたりで、キャラ性はしっかり見せている。
台詞のセンスと併せて良くも悪くも「抜き」特化でストーリー性は皆無だが、この場合はむしろそれこそ長所でもある点で、スッと作品世界に入れるエロの為のストーリー。
竿役の台詞は最早動物の鳴き声の域に達しており、若干好き嫌いは分かれそうだが、自分的にはかなり興奮をシンクロさせるもので、悪くなかった。
絵は商業誌時代から見ても癖が取れて上達している上にカラーなので、かなり高水準。
それと商業誌で感じた、似たような構図を多用する癖が消えているようで、これは商業誌という一話完結の集合体ではないのも有るかもしれないが、エロくは有っても手抜き感がしてしまっていたので、さらに上達したというのを感じる。
クライマックスではケダモノのように貪り合うセックスを描いているのだが、なんとこの部分「CG集」ではなく「漫画」要するに差分無し20枚以上のCGを描きおろしともいえるもので、かなり気合が入っているのが伝わってくる。
最終的にはクラスのイケメンにも催眠をかけて托卵ハッピーエンド。正に抜き特化の極致。
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