1
0
新規レビュー 2019.11.04
レビュー更新 2019.11.04
01.ストーリー
02.おかずに使えるか
03.イラスト/グラフィック
04.ボリューム
05.コストパフォーマンス
06.システム/UI
07.面白さ/楽しさ
左から右へ進み、涌いた敵をつぶしながら進んでいく、アリスソフトの「にょ」シリーズを思いっきり意識しつつ、キャラクターはドラク〇で構成されているSRPG。
とにかく凄いのは圧倒的なボリューム。
「にょ」シリーズが、シンプルなシステムの中でもキッチリ性能差別化する方向なのに比べると、システムをやや複雑化させ、よりキャラクターの個性が顕著に表れるようになっている。
ただしシステムが高度化した分、キャラの強化がかなり融通利いてしまい、自重しなければゲームバランスはヌルくなる。逆に言えば「にょ」に比べるとお気に入りの弱キャラを最強キャラに育てる楽しみが有るともとれる。
さらにシステムが複雑になった分、情報量が膨大になってしまい、UIはこの手の作品としては若干不親切な部分も多少ある。
しかし「にょ」よりドラク〇に近い膨大な装備、種による強化、錬金、仲間モンスター、転職、宝の地図等、これだけボリュームのある作品となると仕方のない部分でもあるだろうし、ままならぬものである。
しかしキャラ部分は複雑化しているとはいえ、ステージ攻略は元が「にょ」だけに割とシンプルな物に仕上がっていて、この手の作品に慣れていなくても立ち止まってキャラ強化をしていれば割と楽に進めるはず。
参戦キャラの数は「にょ」に劣らぬほど膨大で、頒布開始時点のナンバリング作品からは殆ど、漫画作品や外伝作品からもかなりの数が参戦している。
さらにサークルの過去作品を持っている場合、キャラが一部追加されるなど(ドラク〇とは関係なし)、お祭り要素、おまけ要素もある。
ストーリーやエロ部分に関しては正直薄い、お祭り的作品という事も有るが、ストーリーはこれだけの豪華メンバーがそろってるが、世界の危機とかなんとかそういうの感じは無く、単に「迷宮奥のボスを倒しに行く」感じのハックアンドスラッシュ要素が強い。
エロに関しては各キャラ一つで総数21、シーン自体もやや短め、ステージクリアが結構な長丁場になるので一人目の魔王を倒すころにはおそらくすべて解放されているはず。
外伝作品を含むかなり膨大なキャラをカバーしているので、ドラク〇好き、やり込み系の作品が好きな方にはかなりおススメ。
この作品の販売ページへ
この作品の他のレビューを見る