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新規レビュー 2019.03.02
レビュー更新 2019.05.09
01.ストーリー
02.おかずに使えるか
03.イラスト/グラフィック
04.ボリューム
05.コストパフォーマンス
06.システム/UI
07.面白さ/楽しさ
ストーリーは異世界に入り込んだいじめられっ子の彼氏を持つヒロインが現実世界に帰るまでに様々なエロイベントに遭遇するもの。
注目すべきはエロアニメと回想シーンの多さ、加えてハード(下品)な嗜好。
レイプ、アナル、NTR、二穴、土下座、ボテ腹、売春、触手、戦闘エロとエロRPGに欲しいシチュは相当数が注ぎ込まれている。
回想シーン43の内、エロが40以上、アニメはそれの8割を超えるためボリュームとしては星5レベルと言ってもいいだろう。
戦闘エロはダメージによって脱衣していき発生するもの。この戦闘エロもアニメが発生するためポイントが高い。
価格は2000円台と結構張るが、エロシーンとエロアニメの総数を考えるに1000円台のエロRPGを二本買うよりはコスパに優れると思われる。
反面、テキストとグラフィックはお粗末。というよりは非常に雑。
グラフィックは物によっては塗り自体が異なるものが散見される上に、エロアニメ自体も商業アニメと比べれば雲泥の差であり、数世代前のエロフラッシュと同等かそれ以下。
エロテキストの内容も酷すぎて感情移入するのは極めて難しい。文章力に関しては恐らくこのレビューを書いた筆者のほうが上までありうる。
シナリオ全般が圧倒的な表現力不足であり、「やりたいことはわかるが、その程度のレベルでその感動を貰おうとするのはおこがましい」の好例と言える。
シチュ自体はかなり好ましいものが揃っているだけにここは非常にもったいない。シチュとグラフィックのセックスアピール(巨乳、抽送、中出し)などの記号的なもので自身を納得させて使うしかないだろう。
逆に言えば、このレベルのグラフィックでもOKで、エロテキストに注目せずRPGの世界でエロアニメがあればいいというユーザーにとっては最高の詰め合わせ作品ともなりうる。
RPGとしての面白さは特筆すべき事はない。ひらめきも基本的に使っていれば勝手に覚える事柄であり、そこにパズルや詰将棋的な知恵で楽しむRPGとしての面白さは存在しない。
買うにしてもまずは体験版をプレイしてから。加えてセール時を狙うのが好ましい作品。
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