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新規レビュー 2019.04.16
レビュー更新 2019.05.11
01.ストーリー
02.おかずに使えるか
03.イラスト/グラフィック
04.ボリューム
05.コストパフォーマンス
06.システム/UI
07.面白さ/楽しさ
淫魔の住む家に捕らえられた主人公が、なぜか死に戻りの能力を身に付け必死で脱出を目指すゲームなのだが、BGM、テキスト、演出が見事でエロいのだがホラー的な雰囲気で脱出の危機感を煽り、プレイヤーと主人公の恐怖が思いのほかシンクロする。
もちろん恐怖とは言うものの、淫魔に捕らえられて枯れ死にするまで絞られるシーンは、完全に「餌」扱いで、ドMにはたまらないエロスにあふれており、メインの淫魔はそれぞれ雰囲気違うのが3人、サブキャラの淫魔もそれぞれ魅力的なエロス。
ゲーム部分はとにかくスケジュールがシビアで初見ではほぼ確実に死亡すると思うが、一応あれこれヒント自体は存在するのだが、ヒントにたどり着くのも結構難しく、何周しても脱出エンドは容易ではない。
とはいえ作者自身「人間が淫魔に勝てるわけがない」というこだわりを込めたらしく、これは確かに前述のホラー感と合わせて確かにそう思えるだけの力の差を感じさせる。
エロがドM向けとはいえこのゲーム部分のドM仕様を受け入れられるかは正直評価の難しいところで、自分はどうやってもあと一歩で脱出ができずに攻略を見たのだが、そのせいで達成感を減じてしまった。
エンディングのオチもまさにドM向けで、脱出したのに敗北感が強く、総合的にゲームとしてはかなり歯ごたえのあるホラー脱出ゲーム、エロゲーとしてはとにかく超ドMゲーである。
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