VRエロアニメの評価は難しいと痛感

実写やエロMMDでも徐々に見かけるようになってきたVR動画。しかし同人ではVRを謳っておきながら実際は立体視動画だったり、実写のVRエロ動画に比べてコンテンツもクオリティも大きくムラのVRエロアニメだが、この作品は間違いなく180°VRのエロアニメ。
モデルも美しいし、首を動かせばカメラは動くし、スマホでの閲覧用に軽量版も用意されているし、VRエロアニメに求めていた部分は多少クリアされているが、まだまだ黎明期に過ぎないVRエロアニメ、しかも同人という事もあり難点もかなり目立つ。

まず事前にサークル側も説明しているように動画は5つ、手コキ、フェラ、パイズリ、騎乗位、後背位の5つ。
さらに視聴体勢は騎乗位、手コキが仰向け推奨、他が立ち（正面）推奨、しかし全てループアニメでぶっかけも中出しも0、モーションもモデルも高水準なのだが、VRとはいえ抜きどころは貧弱。
ストーリー性のない同人エロアニメなど珍しくも無いのだが、BGVも単調なのが残念さに拍車をかけている。
逆に言えば言語を気にせず、英語等でも通用する内容にはなっているだろうが…、例えば結合は無くても召喚されたての立ってるサキュバスをじっくり舐め回すように、周囲でカメラを回転させるような動画とかがあれば、かなりVRという部分を活かせたと思う。
何だかんだVRエロアニメは楽しみにしていたのも有り十分抜けたのだが、「惜しい」部分の方が目立つ。
まだまだ黎明期のVRエロアニメなので、比較対象を一部のエロMMDにするにしろ実写VRにするにしろ、一長一短というには短の方が目立っているが、少なくとも現在のVRエロアニメを見渡せば使えないという事は無い水準には仕上がっている。