騎士団に所属していたショタ主人公が、突然の転移による襲撃で主人公以外がどこかに飛ばされる。
その後、その事件の解決のため、偶然出会った冒険者たちと共に、各地で調査を行う、というストーリーです。
RPGとしては十分な出来で、ユニーク扱いの敵以外で詰まることはなかったです。
逆に言えば、ユニーク扱いの敵は、そこに到達した適正レベル程度では返り討ちになてつぃまいます(同時に敗北エロにもつながります)。
雑魚敵はストレスのあるような敵は少なく、倒れることも少なかったです。
ただ、味方が5人以上いるとき、戦闘に出られるのは4人なのですが、一人が倒れると、その倒れた味方を回復することが出来ず、後ろから予備選力が強制的に引きずり出されます。その為、蘇生魔法や蘇生アイテムの存在価値が薄く感じました。
キャラバランスも良好だと思いましたが、不満があるとすればタンク周りが気になりました。
最終的に他キャラに狙われ率低下、タンクキャラに狙われ率上昇装備を付け、味方を護る選択をしても、効果をほとんど実感できませんでした。
範囲魔法、範囲攻撃を全く軽減できない上に、単体攻撃も全然引き付けてくれません。
最終的には、アタッカー3人を主人公の回復とバフで支えるごり押し戦法ばかりだったように思います。
ストーリーの流れは、拠点にて主人公の日記で確認が可能。
拠点からは各地に転移でき、また、抜け道を見つけるとショートカットも開通されます。
UIも不便なところは特になかったように思います。
利便性は悪くないと言えるでしょう。
肝心のエロシーンですが、前作のミラの祓魔師同様、最初から回想に全部解放されています。
岩の先はスタッフのコメントなので、気にしなくても大丈夫です。
ゲーム開始してからあまり時間をおかずに見れるので、エロゲ―あるあるである「とにかくエロシーンが遠い」という問題を解決しています。
その分、「じゃあストーリーやらなくてもいいじゃん」ってことになりそうな人が出てくるデメリットもあるにはありますが……。
さて、前作のミラの祓魔師同様、サムネでは主人公が凛々しくなっていますが、ゲーム中でのエロシーン、および通常シーンでもそんなシーンほぼありません。
ショタが女性に責められるシーンばかりです。他はありません。
なので、逆レイプスキーは即飛びついて構いませんが、男性の攻撃するターンが欲しい人には合わないかも。
絵を見て、このエロ傾向で問題ない人は買って大丈夫です。
また、セリフの左側には現在の状況が細かく表示されるのは良いと思いました。
主人公の差分、相手の差分、結合部の差分などがあり、一枚絵では表現しきれない部分をしっかり表現されています。
プレイ時間としては大体15時間くらいが目安でしょうか。値段に対して、十分すぎるボリュームを持っていると思います。
女性上位が好きな人には是非是非お勧めしたいです。