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新規レビュー 2019.03.20
レビュー更新 2019.05.10
01.ストーリー
02.おかずに使えるか
03.イラスト/グラフィック
04.ボリューム
05.コストパフォーマンス
06.システム/UI
07.面白さ/楽しさ
一言二言で説明するなら、異世界という閉鎖的な空間で主人公キリエを操作し、ストーリー等の進捗具合で変化するクラスメイトや先生との会話orイベントを楽しむゲームだ。
一部のメタルギア型イベント(隠れながらマップを進む)やストーリー進行で起きる戦闘イベントを除けば、基本は上記の通りであり、Hイベントもほとんどがキャラごと・段階ごとに起きる。
戦闘イベントは釣り野伏せ&体当たり(自動回復付)と単純で、他の特殊イベントも作業感があることは否めない。体験版をやって貰えればすぐに分かるが、このゲームをRPGと感じるのは難しいだろう。やることできることが直接的なイベント接触と戦闘に限られている上、主人公が無口クール系傾向なのでロールプレイという感じでもないからだ。
しかしそれでも総合的に高評価とした。なぜなら抜けるから。
Hシチュエーションは段階エロで調教洗脳陵辱に偏っている。一部飛躍しすぎなものや、地の文が時折見せる変態性もご愛嬌。キャラは男女他どれも十分に立っている上、鼻につく甘ったるさがないのがいい。じっとりとした雰囲気と、異生物や変態共の間抜け具合のギャップにほっこりしてほしい。
CGも差分が多く満足できる。デッサンの狂いもあるが、エロ同人ゲーでは見ない色使いだったりと、個人的には推したい。
エンディングは一つであっさりとしたゲームクリア感のため物足りなく感じるが、プレイ時間やHシーン数から見るとボリューム自体は十分。むしろゲームに愛着が湧いたためと言っても過言ではないはずだ。
不特定の誰かにオススメというよりは「お仲間」に勧めたい良作。
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