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新規レビュー 2020.11.29
レビュー更新 2020.11.29
01.ストーリー
02.おかずに使えるか
03.イラスト/グラフィック
04.ボリューム
05.コストパフォーマンス
06.システム/UI
07.面白さ/楽しさ
魔王を倒すために勇者の息子(ショタ)が旅立ち、えっちな大冒険といえばなんとも軟派な印象を受けるエロRPGだが、ゲーム部分は結構ストイックな作りになっている。
いわゆる〇ラクエ風な作りで主人公も仲間の職業もほぼSFC〇ラクエ3準拠だが、特技や装備の違いなどで独自性はしっかり出ている。
ただゲームの難易度も〇ラクエ風の硬派な作りになっていて、ノーマルだとエロイベントも豊富ではあるが長い旅路に釣り合ってるかは微妙、イージーでもだいまどうし戦辺りからダンジョンの長さと共に難易度が跳ね上がっている(イージー特典のエンカウント半減を使ってると尚更)脳死プレイができるのはおそらくこの辺までだろう。
そこから先は船が手に入り行動範囲が跳ね上がるので、しっかりRPGしないとかなり苦戦する、転職はレベルが1になるが元の職業レベルは記憶されているのでこの辺で盗賊や商人のスキルを覚えさせつつ戦力を整えた方が良いかもしれない。
とにかくこの辺からダンジョンが長く、RPGとしては本格的なのだが、もしもレトロモード(セーブポイント以外でセーブ不可)を利用しているとかなりきつくなってくると思う、難易度自体は歯応えが有り面白いのだが、PCの「エロ」RPGとしてはダンジョンの中ではエロイベントが無いため若干苦痛。
仲間キャラとのエッチは被ダメージに応じて拝める仕様なので、ダンジョンが長いほど仲間キャラとのエッチとボーナスが手に入りやすくは有るのだが、ぱふぱふ屋などに比べてテキストはかなり簡易的であくまでおまけ的な要素。ただ売春ならば資金、主人公とならドーピングアイテムが手に入るようになっていて、疎かにすると結構差が出てくる。
エロシーン自体は全編おねショタシチュで濃い、集めた絵師もその道で有名な上、数も質も上々、しゃべらない主人公ながら地の文がしっかりしていてかなり官能的。
ただし継続的、2回以上エッチするキャラが居ない(仲間キャラは複数エッチ可能だがほぼCGのみ)ので愛着のあるキャラが居ても、ほぼ単発の出番で終わるのは残念と言えば残念かもしれない。
エンディングはエッチした女性から選ぶ分岐形式ながら、正直上記の出番の少なさも有り愛着がわきにくく、そこは残念。
おねショタエロRPGなのは間違いなく、エロも濃いのだが、エロRPGとしてはエロい格好の敵が存在しないのもあり、RPG部分のダンジョンの長さは良く言えば硬派、悪く言えば不親切な作りになっている。
ただしおねショタ自体は筆者も好きで、RPG部分もバランス自体は良好で歯応えがあり、悪くない出来でまとまっている。
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