こういうニッチなところを外郭ギリギリで攻める幼心の君への作品。
今度は囚人をとっ捕まえて尋問という名の陵辱をカマすイカれたシミュレーションである。
まぁ、『テングステン』が送り出した『帝國の関所番』二番煎じとも言うのだが。
紹介にはRPGとあるが、あくまでツクールエンジンを使っているだけであり、実際はほとんどシミュレーション。
一応ガチの犯罪者が襲ってきたときへの対処として、レトロなアクションで撃退する要素もあるのでRPGとも言えるか?
ゲームの趣旨は村や町を巡回し、怪しげな女にイチャモンを付けて牢屋で楽しむクソ外道なゲームである。
犯罪者を捉えて出世し、権限を強く得て更にプレイの幅を広げるのが目的であるが、クリアまではそう時間はかからない。
見どころは『帝國の関所番』とほぼ同じである。
ただし、本作はシチュエーションとプレイが豊富である。
捉えた犯罪者へのプレイは全てムービーで行われ、差分も多いが体位もそれなりに豊富である。
ムービー再生中のズーム機能などもあり。
プレイも拘束・気絶・睡眠・腹ボテ・アナル・パイズリに始まり、巡回中にレイプされた女にとどめを刺すかの如くセカンドレイプイベントまで存在する。
更には囚人のエディット機能も存在し、プリセットがあるとは言え囚人の外見をある程度自由に調整することができる。
囚人もストック可能であり、気が向いたらお気に入りをつくってさんざん牢屋でいたぶることも可能だ。
回想シーンは差分もあるが相当数あり、一度クリアすれば回想全開放もあるため時間のない人にもおすすめできる。
難点はエディット機能だろうか。
作者の技術力不足か、それともゲームエンジンの限界か。この調整がいちいち不親切で面倒くさい。
一応コードを作成し、それを入力することで再現も可能であるが、他所からそれを引っ張ってくるのは案外勇気がいるものだ。SNS時代である今、そんなもんを迂闊に本垢でやろうものならとんでもないことになるだろう。
また、体型をイジれはするのだが、根本的な体型……例えばロリや熟女を作ったりは出来ない。あくまで風味であり、せいぜいのところ少々の体と乳の大きさ程度に考えておくのが良い。
余談かつド主観であるが、本サークルは少々前から体型への情熱が薄れている……フラット気味になりつつある。往年のロリと熟女への想いを今一度思い出して欲しいものである。
権力を振りかざして弱者を蹂躙したい。
現実世界では蛇蝎のごとく嫌われ闇討ち待ったなしながらも、その憧れを捨てきれない方は購入してもいいのではないだろうか。