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新規レビュー 2019.07.09
レビュー更新 2019.07.16
01.ストーリー
02.おかずに使えるか
03.イラスト/グラフィック
04.ボリューム
05.コストパフォーマンス
06.システム/UI
07.面白さ/楽しさ
正統派な戦火系エロRPG。
特筆すべきは作り込まれた戦闘エロ。
筆者が知っている限りではこれほどまでにパターンの多い戦闘エロRPGは存在しない。
実にRPGのバトルとエロが融和しており、作者の執念がひしひしと伝わってくる作品。
様々な体位や服装のはだけ具合、被中出し回数によるテキスト変化など実に面白い。
戦闘エロに拘る人ならまず買って損はないであろう作品。
内容も基本的にレイプが多い。と言うか、陵辱というものをよくわかっている。
主人公やその戦友は当然として、民間人へのレイプや輪姦もあるのが戦火らしい。
売春などもあり、実にこの世界観であるなら起こりうることがほぼ網羅されている。
妊娠して気が触れてしまった少女をレイプしだした時の末世感は、実に作者の正気が疑えると言えよう。
回想数は45。
それに加えて戦闘エロのシミュレーション(開始時体位の選択可能)も含めて合計50。
これでクオリティの高い戦闘エロがついてきて1200円弱は破格ではないだろうか。
難点と言えば絵柄だろうか。
お世辞にも決して上手いとは言えない出来である。
ただし、作者の伝えたい事はしっかり込められている点でカバーできなくもない。少なくとも戦火を背景としたRPGでここまで徹底した陵辱(基本スタンスとして感じない、嫌悪、泣き顔が多い)が含まれる作品は非常に希少だからである。
また、戦闘エロに白熱して時間が長引くのもまた難点と言えよう。
エロにまで密接にシステムが関わると、単純にイベントを進めるのに時間がかかるのは避けられないという好例である。
重ねていうが、趣味が合うならばクリティカルだろう。
絵柄さえ許容できれば……いや、システム上ここまで凝ったものは非常に希少であるため、それを飲み込んで購入しても損はないのかもしれない。
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