妖魔の住む山で大妖マガツに弟子入りした妖術師の白念が、山でのトラブルを解消するストーリー
弟子入りまでの過程は前作で書かれるが、未プレイにも配慮されており問題はない
戦闘高速化:○
どこでもセーブ:△(MPかアイテム消費あり)
回想全開放:○
取り返しのつかないエロシーン:×
クリア後要素:×
強くてニューゲーム:×
エンカウント:なし
敗北時:拠点に戻る
・ゲーム面
妖魔とは、誘惑を跳ね除けて逃げ続ける「根競べ」で勝負することとなる
ただ逃げ続けるだけでは勝ち目がないので、「3枚のおふだ」を使い、口、手、足を封じて誘惑を防ぐ
逃げるにもおふだを使うにも気力が必要で、さらに妖魔の誘惑でも減っていくので、気力の管理が最重要となる
攻撃時や大技予告時の使用部位が強調されたり、封印中の部位が表示されるようになったりと利便性が大幅に上がっている
追加要素として、台詞による誘惑の追加が挙げられる
戦闘中会話で誘惑に乗らないという選択を数秒以内に行わなければならず、失敗するとペナルティがある
前作はシンボルエンカウント式であり、雑魚敵とも根競べをする必要があった
今作では根競べはボス戦のみで、道中はシンボルに触れると意志力が減り、0になると拠点に戻されるシステムである
全てのマップには入り口から出口までのショートカットがあり、次回以降は避ける必要はない
装備、使用アイテムも一部あるが、使わなくてもクリアできるバランス
金策はボスとの再戦や、毎日手に入る収穫アイテムの売却で可能
拠点の育成要素として、収穫アイテムの回復量を金銭を払うことで増加させることができる
丸腰勝利という装備、収穫以外のアイテム使用なし勝利の実績も存在する
特筆すべきシステムは、イベントの見直しが全て自由な点である
各マップで起きたイベントはそのマップに戻り光点を調べることで再生が可能
ショートカットを活用することで、ゲームのストーリーをクリア後からでもスムーズに見直すことができる
拠点から各エリアへはもちろん、エリア内でのワープも豊富で、わずらわしい移動がない様に配慮されている
・エロ面
全て女性上位で、本番を中心に様々な攻めシーンが存在する
根競べの敗北とイベントでのエロのほか、拠点宿泊時にこれまで関係を持ったキャラが夜這いに来ることもある
夜這いイベントはお香を使うことで任意に起こすことも可能
一般的なエロシーンに多い男性主観で肉棒のみが描かれるシーンは少ない
美少年の白念と女妖怪の絡みが濃厚に描かれており、個人的にかなり好みだった
逆アナルシーンも多く、垢舐めにはふたなりもあるので苦手な人は注意
一部プレイヤーを投影した男性キャラ(名前設定可)のシーンもあるが、NTR要素はない
一押しは機械人形のアシメで、見た目に似合わぬ俗っぽさと夜這いの逆アナルエステシーンが好みだった
追加キャラの白羽は多腕の異形で母親属性のヤンデレととてもキャラが濃いが、その分シーンもストーリーにも力が入っているのが伺えた
・感想
遊びやすく楽しみやすいよう丁寧な配慮を感じた作品だった
モブキャラとのやりとりも含め、妖怪の山という世界を丁寧に書いている点がとても評価できる
前作からシステムはそのままに雑魚戦をなくし、道中を避けゲーにしたのは英断だったと思う
回避ゲーの延長として後半シューティングに近いボス戦もあり、個人的にはよかったが賛否が分かれる点だと感じた
敗北時にゲームオーバーではなく拠点帰還にしたのも良い点
一部は夢だった事になるものを除き敗北エロを経験して再開となるので、白念の性経験ステータスがあると面白いのではと思った
キャラが増えた事で個別シーンが薄くなるのではという不安もあったが、それぞれキャラが立ちエロも濃厚でよかった
前作と同様、憎まれ役の大明海様のエロは悔しいが抜けるという独特のポジションを確立していた
残念な点としては、やまちち以外の前作キャラの出番がかなり少なめであったこと
特に師匠のマガツ様はエロでもストーリーでも出番が少なく、扱いの難しさが伺える
前作ボスの花嫁狐とおっとり垢舐めにいたってはシーン一つしかない
おっとり垢舐めは前作で一番好きなキャラだったので、個人的に出番が少ないのはとても残念
前作未プレイ者向けのやりとりになる設定もあるが、いっそ前作前提にしてもよかったのではと思う
低価格で良質な作品を作る姿勢はとてもすばらしいと思った
今作は前作での改善点を生かせており、今後の作品も注目していきたい
ブログに攻略あります
http://urban-doujingame.com/2018/12/14/1184/