主人公で旅人のリンネが、誰かからループの呪いをかけられ、凌辱されたり売春したりしながらループを抜け出そうとするゲーム。
ゲームとしては、よくできていると思う。
時間帯は午前、午後、夜、深夜の4つに分けられた5日間で1ループになる。
繰り返すことが前提になってる為、1回1回のループは短め。
主人公はエロステとアイテム以外は引き継がないでループすることになる。
エロステによってイベントが進むようになり、そのイベントでアイテムを入手することでゲームが進行する。
エロステを上げないと進めない為、エロ縛りプレイは不可能。
エンディングまではエロシーンを埋めていけば最後は一直線。基本エロシーンを回収するように動けば迷うことはない。
胸感度、膣感度に対して尻感度が非常に上げにくいが、ぶっちゃけ上げる必要はない。
羞恥経験があればゲームが進行しやすい印象。サマーコートをゲットした後、深夜徘徊で伸ばしてやると攻略に役立つかも。
操作に関してだが、多くのゲームでZやエンターで決定なのだが、このゲームではあまり使われない。
十字キーやバックスペースによって決定やキャンセル、選択をするのが操作のメイン。
慣れない操作感覚に戸惑ったり、少し苛立ったりすることもあるかも。
時間を進める方法も、1日進めるだけなら寝るだけでいいが、その日の深夜にしたいなら、一度部屋から外に出て、さらにマップの外に行き、そこからバックスペースで時間を進める、しかも一気に深夜にはいけない、となっており、繰り返すゲームというのも相まって苛立たされるかも。
時間を進めるだけなら、それこそメニュー画面から時間操作したかった。
メニューから初日に戻る方法があるからこそ、これが欲しかったな、と。
エロシーンもどれもエロい。
男性からの凌辱、男性への売春、女性同士での売春、サブキャラのエロシーンと、多岐にシチュエーションが別れる。
これといった特化してはいないものの、ある程度幅広い受け皿が用意されている。
また、前提条件でシーンの一部が変化したりもする。全シーンを自力回収はかなり困難。
クリア後には全回想が全シチュで選択できるようになるので安心。
絵師様を知ってる人からすれば、アナル成分が足りないのでちょっともにょるかもしれない。尻感度が伸びないのもこれのせい。
スカ成分もない。一般人は安心されたし。ファンはドンマイ。私もドンマイ。
ゲームとして詰まる要素が少なく、エロシーンが必須なので抜きやすい。
物語もわき道に反れたりもせず、派手なシーンはないが堅実でまとまった物語。
アクションやコマンドRPGといったものとは趣は違うが、一度手に取ってみるのを薦めたい。