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新規レビュー 2019.07.26
レビュー更新 2019.07.30
01.ストーリー
02.おかずに使えるか
03.イラスト/グラフィック
04.ボリューム
05.コストパフォーマンス
06.システム/UI
07.面白さ/楽しさ
タイトル通りなのであまりレビューする必要はないと思われる。
画像良し、ボリューム良し、回想数良し、プレイ内容良し、とほぼほぼ揃っているからだ。
「知ってる」「買ってる」等がほとんどであろう。
今回からはNPCエロ回想まで完備されたためスキはない。要望を送ったかいがあったものだ。
本ゲームはエロ同人という括りではあるが、ほぼ商業エロゲーと考えて良い。
それだけの値段とボリュームと安定感がある。むしろ単純なボリュームだけで言うなら商業以上だろう。
なので、4万も売り上げたソフトながらもまだ買ってない人のため……ついでに重箱の隅をつついていきたいと思う。
RPGシステムとしては大したことはない。
基本理念が「ツクールでエロを表現した」であって「エロRPGとして作った」とはややいい難いものがあり、実際のところは結構ADVノベルに近いものがある。
パズル的な工夫や数値の管理など、RPGで楽しむ要素は殆どない。イージー要素まであるためそれが顕著である。
シナリオもONEONE1製RPG従来のものであり、いくつかのチャプターに分かれ、そこで発生する任務成功でルートが分岐するシステム。良く言えば実家のような安心感、悪く言えばいつものである。
プレイ内容は陵辱寄りであるが、かなり記号化されており情熱はあまり感じ取れない。
だが、それは癖がなく王道的なエロということでもあり、そこに安定感があるのだろう。
挿入は挿入、セクハラはセクハラだ。両方やらなきゃいけないのが業を背負った二次元性陵辱エロRPGサークルの辛いところではあるが、そういった拘りや覚悟は存在しない。個人的なことを言えばもっと獣性を出して欲しいところである。挿入しながら乳もんだり吸い付いていけ。
また、個人的なことであるが、シリーズが進むごとに塗りが少々手抜きになっている感がある。
とは言え、ハイクオリティかつ抜群の安定感なのでそんな事はどうでもいいことである。
実際エロRPGとしてはお手本と言うかほぼ完成しているので、買って損するということはまずないだろう。
値段は2700円と相当張るが、相応のクオリティと安定感が約束されているのだから。
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