笑うしかないｗｗｗ

酷い、酷すぎるエロゲーであるｗｗｗ
まずこの作品、いわゆるなろうのチーレム作品で酷いと呼ばれている作品が目じゃない位酷いｗｗｗ
パッケージイラストからして、Twitterで一時期流行ったネタを拾ったのだが、発売するころには風化しかかっていたネタであり、ネタの消費速度が速すぎる時代現代では寒く感じる人もいるだろうが、やり終えた後だとこれ程的確なパッケージイラストも珍しいんじゃないかと思ってしまう。
シナリオはとにかくハーレム物としか言いようがない（！？）のだが、展開から設定から何から全てが「俺はハーレム物が好きなんだ！」という熱意で一点突破を図らんばかりの勢いに溢れていて、冷静に考えると不快感さえ出かねないようなアホなノリを見事に笑いに昇華している。
この熱意一点突破みたいなテキストはむしろ往年の個人サイトのアマチュアライトノベルを思わせるのだが、そこは流石に商業作品、しっかり完結させ18禁ゆえにエロ部分も手を抜くこと無くしっかりと書きあげており、プロとアマの違い、一般と18禁の違いは強く感じさせてくれる。
ハーレム物としては日常のイチャラブ描写もえっちぃ描写もしっかりと描写されており、モテモテご都合主義感は素晴らしいｗ
ただしCGは立ち絵に比べイベント絵の質が安定しておらず、エロシーンでまで笑わせに来てるようなテキストが結構多いので、作品に漂うノリと併せてかなり人を選ぶだろうというのは容易に想像できる。
あとボイスが二人ほどしっくりこないというか、悪い意味で気になるキャラが居てこの点は正直かなり気になった。
ボイスを切れば全く問題無いのだが、ハイテンションで笑わせてくれるテキストやエロエロなテキストはもっとしっかりしたキャストで聞いてみたかったのが本音。
全体的には粗も目立つし、ついてこれる奴だけついて来いという勢いに満ちた作風故に決して簡単にはおススメできないが、間違いなく次に期待したくなる作品。