薬草取りの最中にサキュバスのシャディアにさらわれた主人公の青年
ペットとして連れてこられた城の住人、魔女のクミヌとメイドのカトリアの協力を得て、脱出のためダンジョンに潜るストーリー
台湾産のゲームの日本語ローカライズ版である
戦闘高速化:○
どこでもセーブ:× 拠点、休憩所のみ
回想全開放:○ 最初から解放済
取り返しのつかないエロシーン:○
クリア後要素:×
強くてニューゲーム:×
エンカウント:追尾ありシンボル
敗北時:能力ダウンして拠点に戻る
・ゲーム面
3エリア×2個のランダム生成ダンジョンを攻略し、最奥のシャディアにバトルファックを挑むのが目的
雑魚敵には接触するだけでダメージを与えられるが、リソースであるVPを消耗する
トラップや階段を出すためのギミックもあり
魔物娘と接触するとバトルファックが発生し、通常のコマンド戦闘となる
VPはバトルファックのMPも兼ねており、スキル使用時に消費する
愛撫コマンドは繰り返し行うと回数が増え、威力が上がっていく
脱衣や挿入を行ったり回避するときには、矢印キーのコマンド入力がある
魔物娘に負けた場合、搾精されてステータスがダウンするが、代わりに耐性が上がる
勝った場合でも中出しでき、負けた場合よりも能力を下げずに耐性を上げられる
ヒロインは貧乳魔女っ娘のクミヌ、爆乳おっとりメイドのカトリア、意地の悪いサキュバスのシャディアの3人
主人公はアイコンによる感情表現のみで、台詞なしの無個性型
城内では彼女たちとのコミュイベントの他、たまに襲われてバトルファックが起きることもある
ダンジョンで手に入る薬草を合成する事で、防御力以外の能力のドーピングができる
アクセサリは魔石の合成で、武器はクミヌに鉱石を渡すことで入手可能
・ローカライズ面
句読点が中央にあり一部の漢字の書き方が違う中国フォントが使われている
翻訳は完璧ではないが、意味が分からないと感じるところはなかった
てにをはや過去形の間違いや、擬音などの表現に少し違和感がある程度
キャラの台詞は機械翻訳的ではなく、個性が良く出せている
会話の多いクミヌとカトリアはどちらもですます調の語り口だが、たまにタメ口になるクミヌと、敬語を崩さず「~」を多用しておっとりした口調を表しているカトリアとしっかり区別して訳されているのを感じた
魔物娘もバリエーション豊かな性格で、メカ娘やゾンビ娘の特徴的な口調も問題なく訳せている
・エロ面
バトルファックによる敗北、勝利エロ
相手をイカせて勝利した場合でも中出しできるが、体位は敗北時と変わらない
ヒロインたちはバトルファックで挿入したかどうかで敗北エロが変わり、手コキやパイズリと本番でCGが2種ある
魔物娘は6体で、搾精器官を持つアルラウネと球体関節のメイド人形以外は完全な人型で人外度は低め
CGは1種だが、服を脱がさないと素股になるなど一部差分による違いがある
たどたどしい喋りだが、猛烈な勢いで服を剥いで挿入を仕掛けてくるゾンビっ子がとてもエロくて良かった
・感想
外国産の作品という不安点はあったが、翻訳は問題なくゲームバランスもよい良ゲーだった
最初はバトルファックで全く勝てないが、耐性を上げていくことでだんだんと安定してくる
能力ダウンは薬草を拾っていれば多少負けても能力上昇が上回るので問題ない
ダンジョンを進めて新しい魔物娘やギミックに挑戦し、負けても何度もリトライできる楽しみがあった
ストーリーは3人のヒロインたちの過去を匂わせつつ、日常イベントで彼女たちの魅力をよく表現できていたと思う
城内のアイテムはランダムに復活し、レアなアイテムもたまに手に入るので、毎日自然と見回りたくなるようになっている
その中で交流イベントやバトルファックが発生し、城とダンジョンの単調な往復にならないよう工夫がされていた
日本語が少したどたどしい点も、外国人の娘に性的に絞られているようでかなり新鮮な感覚だった
個人的には、完璧な翻訳をされるよりもむしろ興奮できたと思う
残念な点は、シャディアの夜這いイベントが一定の進行で発生しなくなってしまう事
おそらくボスとして挑めるようになるからだと思うが、ミニゲームとして面白く、強くなると対抗手段も増えるので、終盤になっても見たいイベントだと思った
ブログに攻略あります
http://urban-doujingame.com/2019/11/24/1231/