前作レビュー
エルフとオークの国から受け入れられなかったハーフエルフのリューナとシロが出会い、全ての種族を受け入れる町を作ろうとするストーリー
前作より前の時間軸となっている
戦闘高速化:〇
どこでもセーブ:× 拠点のみ
回想全開放:〇 購入式
取り返しのつかないエロシーン:×
クリア後要素:〇
強くてニューゲーム:〇
エンカウント:追尾ありシンボル
敗北時:拠点に戻る
・ゲーム面
アイテムクラフト、装備についたスキル、アビリティポイント割振などは前作と共通している
やれることが多くややとっつきにくいので、詳しくは前作レビューの前編を参照
アイテムやスタイルに同じ名前のものが多いが、レシピやツリーの内容は変わっているので注意
町作りは、町人集めと施設作成の2つの要素がメイン
町人希望者は各所のMDにいて、勧誘する事で町に来てくれる
町に来た人はその職業に応じて資材を増やしてくれるが、初めは足りないので自分で集め寄付する必要がある
資材を使う事で、町の施設を増やすことが可能
ただし、大半の施設はそれを運営してくれる仲間キャラが必要になる
町作り要素以外に大きく変化した点もある
まずオープンワールドは廃止され、マップからダンジョンや町に入る形式になっている
新しいエリアを出現させるためには、ほかの町や自分の町に呼んだ人と話し、情報を得る必要がある
ダンジョンは全て前作のMD(マジックダンジョン)で、ランダム生成のマップを一定階層進むとクリアとなる
斜め移動や、シフトキーでMDの壁を壊せる機能が実装されたため、前作より大幅に探索が快適になっている
また、レシピを自動的に発見するひらめきというシステムが追加された
素材を持ち歩くことで自動的にひらめくことがあり、レシピの発見難度が大きく低下している
レシピが見つかる本棚自体もマークがつくようになり、クラフト全体がやりやすくなった
宝箱やドロップから性能ランダムな装備が出るハクスラ要素も追加されている
ハクスラ武器は強いがスキルがついていないためクラフト武器がやはり重要
また、トレジャーは各MDに固定の装備が出現する依頼という形になった
前作は自作するしかなかった料理に関しても本にレシピがある
ひらめくことはないが、食事処で料理を食べたり、レシピを買う事でも入手可能
戦闘面は前作同様、敵も味方も攻撃力が高く短期で決着するバランス
サクサク進める反面、全体攻撃やカウンターをする敵に対策しないとあっさり全滅する
負けても拠点に戻るだけなので、強敵のいる場所に採取のために入ったり、色々と戦術を試す楽しみがあった
・エロ面
キャラクター9人に2-3種類のシーン、加えて乱交シーンが4、全員参加のハーレムシーンがあって全部で27シーン
前作と比べシーン数は減っているが、フルボイスと乱交シーンの豪華さはそれを補って余りある
ただしシロのボイスは戦闘時、行動時、一部ストーリーのパートボイスのみである
仲間キャラのボイスはエロシーンのみではなく、前作同様多数ある日常シーンとメインシナリオにも実装されている
日常シーンは90回近くあり、同人ゲームにおけるボイス量としては圧倒的
戦闘時も状況に合わせた台詞があり、非常に賑やかである
エロのあるキャラとしては、少女2人、ロリ2人、ロリ巨乳2人、お姉さん3人というバランス
前作のようにふたなりのキャラはいない
ボイスが可愛く、日常シーンとエロのギャップが大きいターヨが特に好みだった
竿役のシロ視点がほとんどだが、シロのおっぱいが見れるシーンが1つだけある
自分たちの町を巡るデートシステムが追加された
最初は会話くらいしかできないが、各施設の発展により2人で色々楽しめる
好感度アップや好みを探るためにも重要
エロシーン解放は町を発展させると呼べるえっち屋から購入可能
1シーンごとの値段は安いが、呼ぶまでの敷居がやや高い
・感想
前作とは方向性が違うものの、間違いなく名作
探索と手探りメインの前作に対し、町作りやマップシステムと情報が重要で、人との会話を重視した造りになっていると感じた
オープンワールドと違い、全体マップのため移動が楽で、手軽なのもメリット
MDは斜め移動や壁破壊、クラフトはひらめきなど、独自のシステムはブラッシュアップされとっつきやすくなっていた
前作同様圧倒的ボリュームであった会話のほとんどにボイスを実装しているのは素晴らしい点
元々キャラクターが魅力のサークルであったが、より個性が出てよかったと思う
イベントで可愛らしい台詞を言ってくれる仲間たちを、夜にイキ狂わせるのはこの作品独自の快感があった
エロは前作同様ボリュームも質もいいが、ベッドが1シーンしかないキャラが多く総量は減っているのは事実
また乱交シーンもある都合上エロに積極的、言ってしまえばチョロいキャラが多くなった印象だった
不感症のキャラを段階を踏んで感じさせるような前作のエロがなくなったのは少し残念
町作りは斬新なシステムだったが、粗削りな部分もあったと感じた
まず、どの住民を増やして誰に話しかければ新しい情報を得られるのかというヒントが全くない事
最大住民160人に対して職業、種族は50通り以下の組み合わせのため、複数人を誘うのが基本になり、職業や種族の人数が新しい情報の条件となっている
この条件というのが意外に厳しく、10人以上の住民が必要なものもある
均等に住民を増やしていると満たせない人数が多いが、どの職、種族を増やせばいいのかというのは完全なノーヒント
他でも入手できるものを買える程度ならいいのだが、必須のマップ解放もあるため情報がないと非常に難しい
数の条件を満たすことで町人が新しい事を喋るようになるが、その配置がわかりにくい事が多い
情報をくれる人を探すため、こまめに町民と話すのも作業感が強かった
マップ解放に必須のキャラを集めると住民数を圧迫し、住民入れ替えに抵抗がある場合町作りの自由度が下がるという問題もある
必須の要素は住民数を条件にしないか、情報屋など他に入手する手段が欲しかったと思う
ブログに攻略あります
攻略アドバイス
http://urban-doujingame.com/2020/06/17/1253/
データ集
http://urban-doujingame.com/2020/06/17/1254/