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RJ333182 レングレッツ
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新規レビュー 2021.10.27 レビュー更新 2021.10.31
総合評価
01.ストーリー

未評価

02.おかずに使えるか
03.イラスト/グラフィック
04.ボリューム
05.コストパフォーマンス
06.システム/UI
07.面白さ/楽しさ

何度も使える、実用性の高い戦闘エロ

5段階評価について


01:ストーリー

ストーリー性は無いので評価なし。


02:おかずに使えるか

ボイスが良く、かなり使える。★5。

NTR要素はそれほど強くない。


03:イラスト&グラフィック

飛びぬけた個性や綺麗さ・可愛さは無いが、

抜くのには全く差し支えない。★3。


04:ボリューム

遊ぼうと思えば難易度やキャラを変えて何周か遊べるが、

そこまで惹きつけさせるゲーム性は感じない。★3。


05:コストパフォーマンス

主にエロ周りのシステムは凝ってると思うが、

ボリュームやイラストを考慮すると価格設定がやや高い印象。★2。


06:システム・UI

移動の手間を省く工夫が見られるのは加点ポイント。

テンプレなツクールっぽさもかなり薄められてる。

しかし戦闘エロを自由に見れるような機能がないのは辛い。★3


07:面白さ/楽しさ

育成ゲームが好きな人はハマるが、物足りない。

熱中できるのは1日が限度。★3。


総合評価

ゲームとしては「平均点+α」くらいの水準ですが、

おかずとしての性能がかなり高いので★4。



記事概要


「ヒロモンSLG -不思議な魔物と調教師-」は、モンスターを育てて戦わせる育成シミュレーションに、戦闘エロとNTR要素を絡めた作品です。


特徴として、陵辱される側の「ヒロモンルート」と陵辱する側の「フツモンルート」がありますが、管理人の好みから本記事では「ヒロモンルート」に焦点を当てて紹介していきます。



ストーリー


モンスタートレーナーとして、新たなスタートを切った「アナタ」。


人間の女性とほとんど同じ「ヒロモン」を育てることにしたアナタは、調教アシスタントのシーナとともに、最強のモンスター育成を目指す。





目標は1枠しかない「レジェンドクラス」への到達。


12月4週の「聖夜杯」優勝に向け、パートナーのヒロモンと愛を育み、最強のモンスターにしよう!



システム


ひと月=4週とした12か月、計48週をモンスターの育成・バトルしながら進め、毎年12月4週に開催される「聖夜杯」で勝利するとゲームクリアとなります。



難易度選択





ゲーム開始時、いくつかのコンフィグと難易度に関する設定を行います。


難易度は途中で変更できないので注意しましょう。


難易度は「イージー」「ノーマル」「ハード」に相当するものが用意され、以下のような内容となります。


イージー:所持金 10000G、育成用アイテム複数所持

ノーマル:所持金 5000G

ハード:所持金 5000G、能力値制限あり


ハードモードではモンスター毎にパラメーターの合計値に上限が設けられ、昇格戦で優勝してクラスアップする度に上限が解放されます。


常に敵と近いパラメーターで勝負するので爽快感はありませんが、とにかくエロい目に遭いたい人や2週目以降の人は選んでみるのもアリ。



パートナー選び


ヒロモンルートの場合、3種族のヒロモンから1種族を選んで育てます。

途中変更はできません。


種族ごとにパラメーターの成長率やパッシブスキルが異なり、難易度にも直結します。

以下の表を参考に選んでみましょう。





難易度が低いのは「クロウ族」です。

回避率がダントツに高いので、そもそも変態スキルが当たりません。

仮に命中してもアクト回復が早く、立て直しが利きます。


難易度が高いのは「イヴ族」で、変態スキルを非常に受けやすいです。

アクト回復も遅めで、たった一発変態スキルを受けたばかりにズルズルと封殺されることも珍しくありません。

成長率の高さもハードモードでは活かされないので、イヴ族を選ぶ際は注意しましょう。



育成





ゲームクリアにはモンスターの育成、つまりパラメーターの成長が欠かせません。


パラメーターを伸ばす主な方法は「トレーニング」と、畑などで入手できる各種の「実」を与えること。


「実」は育成効率が高い代わりに収穫まで4週かかるので、トレーニングをうまく織り込みましょう。





またバトルで勝つには強力な技の習得も重要です。


モンスターを「冒険」に行かせ、「ヌシ」を倒すと技を覚えます。


ただしヒロモンの場合、冒険でも敵が変態スキルを使用してくるので油断はできません。



バトル





バトルシステムはゲージが溜まったキャラから行動する「アクティブバトル」に近いです。


モンスターごとに固有の「アクト回復速度」が設けられており、技使用に必要なアクト(HPゲージ下、青いバー)が溜まると攻撃可能です。


ただしアクトが高い状態を維持すると命中率や防御にボーナスが付くため、あえて攻撃をせずアクトを溜めるのも一手。



エロシーン


本作のエロシーンは戦闘中の変態スキルによる「戦闘エロ」と、特定の戦闘で敗北する等の条件で起こる「エロイベント」の2種類があります。



戦闘エロ




本作には全47種の「変態スキル」があり、ヒロモンが変態スキルを受けると試合中であっても痴態を晒してしまいます。


変態スキルによる「羞恥」や「発情」のステータスは、ヒロモンのパラメーターに悪影響を与えるので注意しましょう。


試合中のパラメーター変化はXキーで確認できます。



また変態スキルを受けるとアクトを大量に失う上に快感ゲージが上昇。


快感がHキャパシティを超えると絶頂してHPが減り、しばらく行動不能になるので立て直すのは困難になります。


変態スキルを使われないよう相手のアクトを下げるか、HディフェンスやHキャパシティ、ラブのパラメーターを上げて耐性を高めるのが効果的。





そして変態スキルで要注意なのが、戦闘後も後遺症として残る「永続バッドステータス」を付与する技です。


バッドステータスは育成・バトル両面で不利に働き、攻略に大きく影響が出ます。


バッドステータスの治療自体は簡単ですが、後遺症で変化したパラメーターはなかなか元に戻せないので攻略を優先するなら早めに治しましょう。



エロイベント





ヒロモンの場合、特定の戦闘に敗北するとイベントが発生します。


敗北イベント自体は5種類ですが、各イベント内容はヒロモン3種族に加え幼体/成体で若干異なるため、実質30シーン。


ほかにトレーナーであるアナタとの純愛イベントが2種あります。



本作の魅力


本作の魅力は、戦闘エロを盛り上げる演出の数々でしょう。

特に注目すべきは「バッドステータスの描写」と「キャラボイス」です。



魅力1:描かれるバステの影響


1番の魅力はやはり、10種も用意されている永続バッドステータス。


このうちの何種類かは戦闘時以外にも発動して悪影響を及ぼします。


戦闘で受けた後遺症が、ヒロインの日常をむしばむ様子まで描くゲームは意外と少数で、本作の価値を高めているポイントと言えます。





バステによる影響を戦闘時以外も描写することで、ヒロインがどうしようもなく落ちぶれていく過程が強調される形に。


このことが「戦うヒロインが墜ちること」、その不可逆な変化によるエロさを類似作品より一歩踏み込んで表現していると言えそうです。



魅力2:オリジナルのキャラボイス


ヒロイン3種族それぞれにオリジナルのキャラボイスが実装されているのも魅力。


テンポ良く展開される戦闘エロにボイスが付くことで、実用性がかなり増幅されています。


一部セリフまでボイスが付いていますが基本は喘ぎ声中心なので、プレイヤーのイメージに干渉しすぎない点も良心的。


また絶頂の深さやヒロインの幼体/成体でボイスやセリフが変化するなど、細かなところまで工夫して飽きさせません。





動画ではクロウ族(幼体)の絶頂ボイスの違いを確認できます。


Hキャパシティ+200オーバーの絶頂は潮吹き絶頂、1000オーバーまたはマシン族の「セイアツ」を受けて絶頂するとけいれん絶頂になります。



感想:実用性の高い戦闘エロ


非常に実用性が高く、抜きゲーとして優秀な作品です。


やはりボイスが付くと、戦闘エロの破壊力が格段に増します。


戦闘エロ・永続バッドステータスの種類も豊富でヒロモンも複数用意されているので、組み合わせを変えて何度も楽しめました。


難易度も、ノーマルならわざと負ける必要があるほどサクサクですが、ハードでは変態スキルへの対策無しでは勝てないくらいになっており、好みに合わせて遊べる調整がなされています。





また大会ではアンチによる試合前の妨害、前試合で発情したまま連戦など、ヒロインをピンチに陥れようとする要素もツボでした。


搦め手で陥れられるヒロインが好きなら、きっと気に入る作品です。



欠点:戦闘エロを自由に見れない


一方、自由に敵と戦うことができないのは戦闘エロと相性が悪いと感じました。


各大会は1年に1回しか開催されませんし、大会が無い週はそもそもバトルができません。


また大会に変態スキルを使うモンスターが必ず参加するとは限らず、エロシーンを見たい場合はヤキモキさせられます。





この問題に対しては、戦ったことがある相手といつでも再戦できるシステムがあるものの、大会のような妨害・連戦を再現していないのでヒロピン好きとしては少し物足りませんでした。


それにエロ耐性がある程度上がってしまうと、格下の変態スキルではまるで絶頂しないので再戦する意味合いが薄いです。


バステも付与経験があるものしか着脱できないなど、戦闘エロ重視でありながら全体的に戦闘エロが見づらいのは難点。


いわゆる処女プレイのようなスタイルでクリアすると、後からエロ要素を回収するのは面倒です。



フツモンルートについて





ちなみに陵辱する側である「フツモンルート」ですが、それほど魅力とは感じませんでした。


これは好みの問題で、フツモンルートそのものは「強いヒロモンを変態スキルで少しずつ切り崩していく」という、やり応えのある内容です。


今回はヒロモンルートに焦点を当てましたが、もし陵辱する側に共感するならフツモンルートも全然オススメ。


ただ、陵辱する側/される側で視点が180度変わる性質上、ほとんどの人はどちらか一方のルートに実用性を見出すのではないでしょうか。


フツモンルートで間口は広がりましたが、それでヒロモンルートのボリュームが減ったかもしれない、と考えると「いっそ片方に絞ってくれても」なんて思います。



総評


陵辱する側/される側両方の視点がプレイできるので、ほとんどのユーザーが戦闘エロを楽しめるではずです。


戦闘エロ自体も演出やバッドステータスとの相関がよくできており、実用性も抜群。


しかし戦闘エロを手軽に再現するシステムが整っていない点は、抜きゲーとして大きな欠点です。


後で使えそうなセーブデータは保管をしっかりするなど、遊びながら意識的に準備しておきましょう。


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総合評価が低いレビューです。厳しい表現があるかもしれません。

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