討伐依頼を受けてふたなり淫魔の住む森へやってきた美青年剣士のガウェイン
淫魔にさらわれた友人を助けに来た貴族の息子サグラモールと共に、淫魔の作りだした人間牧場へ潜入するストーリー
戦闘高速化:○
どこでもセーブ:○
回想全開放:○
取り返しのつかないエロシーン:○
クリア後要素:×
強くてニューゲーム:○
エンカウント:追尾ありシンボル
敗北時:その場復帰、一部ゲームオーバー
・ゲーム面
3ステージのボスを倒していく短編RPG
戦闘の難易度はやや高めだが、逃走やシンボル回避は容易
拠点、売買は各所にいる商魔ユーミールが担当で、ユーミールの近くでは安全に休むことができる
毎ターン増えていくAPを消費し、セットしたスキルを使って戦う独特な戦闘システム
APはターンごとに全回復するが初期値が1のため、初めは消費の少ないスキルしか使う事が出来ない
ボス敵も同様に淫行力という値があり、この値が増えるほど攻撃が激しくなる
セットできるスキルはセット数とコスト上限による制約がある
スキルの習得手段は魔貨によるガチャ、エッセンスによる購入、熟練度による習得の3つ
3段階にランク分けされており、CR、SR、SSRの順に価格が高くなり出現率が低くなる
さらにステージが進むごとに習得できるスキルが第3段まで増える
購入と習得はコストが高く、ガチャによるランダム入手がメイン
満腹度、性欲、精力があり、減ってしまうと戦闘に支障が出るため維持する必要がある
満腹度は食事、性欲は睡眠、精力は両方で回復可能
時刻変化もあり、昼と夜ではイベントと敵の強さが変化するほか、日数経過によるイベントもあり
引継ぎ要素があるが、装備やレベルなど多くの要素を初期ではそのまま引き継ぐことができない
プレイ評価によって得られるポイントを使い、要素を解放する事で引継ぎが可能になる
スキルは一部を除いて引き継げないが、初期資金を増やし最初から購入する事で必要なものは覚えることができる
・エロ面
3つのエリアごとに5種類ほどの敵淫魔が出現し、戦闘中と敗北後エロがある
女性上位の攻めシーンがほぼ全て
キャラはロリっぽいゴブリン、筋肉質のアマゾネス、ラミアのような体系で異形顔のワームなど
挿入や逆アナルがなく、手コキや器具責めのみのキャラもいる
ユーミールに抜いてもらうシチュやボス敗北後の調教ルートもある
主人公の女装着せ替え、初体験の相手記録、エロステ、エロアビリティあり
初期装備の男服は最低限の防御力しかなく、女装装備の方が優秀
さらにほとんどの装備には追加能力があり、冒険が有利になる
初体験、エロステ、アビリティは周回ごとにリセット
開発度が一定以上になったり、初体験相手が特殊だった場合称号としてアビリティを得られる
・感想
ゲーム部分の作りは非常にいいが、エロで人を選ぶ作品だった
ゲームとしては独自システムに戦略性があり、非常にプレイしていて楽しかった
スキルが引継ぎできず、基本的にガチャ頼りという事で様々なスキルを使っていけるのがいい点
何度周回しても同じ展開にならず、覚えたスキルの良さを生かして戦っていく必要がった
特定のスキルを使っていきたい人は、先のスキル解放や序盤資金の増加によって序盤から使うこともできる
ゲーム外のシステムだが、配信向けにエロを排除する設定にできるのはとてもいい点だと思う
一部ミニゲームが発生せずゲームバランスが変わってしまうのが少し残念なので、同じようにプレイできれば完璧だと思った
非常に王道ながら力の入ったストーリーも見どころ
正規ルートが一度敗北前提となっており、心を折られて最下層に落とされながら復活し、新たな力を身に着けて再戦する流れはとても熱い
攫われ役だったサグラモールが終盤活躍する流れもとても良かった
一部のキャラは自身の過去の記録をドロップし、キャラの事をよく知れるとともに集める楽しみもある良システムだと思った
満腹度などの生活要素は正直なところ、そこまで障害にはならずあまり意味を感じなかった
食料はよく手に入り調理する場所も所々にあるので、作ったものを持ち歩けば空腹に困ることはほぼない
性欲は戦闘中のHPに直結するので多少面倒だが、溜まったら眠れる場所まで全逃げするか、いっそ抜かれてしまう事で回復可能と逃げ道はそれなりにあった
昼夜でキャラの行動が変わるのは生活感があり良かったし、夜は敵が強化されるのだが時間調整アイテムが用意されているのも快適だった
危険な場所で寝ることで連れされられるというエロのフレーバーとしてはとても役立ったと思う
残念だった点は全体系スキルの不遇さ
中盤に低体力の雑魚を呼ぶ敵が増えるため、連撃系が使えなくなり全体攻撃が役立つ場面が一時期ある
しかし終盤になると火力が上がって本体を直接叩いた方が早くなり、ボスは雑魚を呼ばないので結局は全く使わなくなってしまう
スキルの量も不遇で、なんとSSRどころかSRが一つしかなく、CRも数が少ないため最終的にスキルポイントが全体系だけ余る
イベント習得の全体攻撃技があるのがやりにくいが、派手なSSR全体攻撃や、それを使う集団戦が欲しかった所
肝心のエロについてだが、イケメン美青年のガウェインが受け、という点がやはりだいぶ敷居を上げていると思う
ふたなり淫魔キャラもしっかり描写されるが、ワームなどエロモンスターもいて基本はガウェインメインとなっている
最終的に女装と化粧によってかなり可愛くなるが、やはり骨格は男であり受け付けない人はいると思った
ふたなりについても、ふた隠しのアイテムはあるがただ陰茎が白塗りされるだけ
例えばふたなりに騎乗位されるシチュでは白塗り陰茎からの顔射が普通に描かれるので、あまり意味が感じられない
乳首攻め、アナル攻め手コキがそれなりに多いので、ふたなりがダメでもそのシチュが好きな人にはお勧めできるか
ふたなり逆アナル好きなら満足できるかと思いきや、逆アナルのあるキャラが実はあまり多くないという問題がある
調教ルートに入ってからは多くのキャラに犯されるが、それまでのシーンでは1体の敵といくつかのイベントを除き処女を奪われることはない
序盤のゴブリンに期待して負けたのに、何度やっても同じシーンなのはかなり肩透かしを食らった
個人的にキャラクターとしてはアマゾネスの一人茶邪のデザインがとても気に入ったが、エロシチュが本番ではない1シーンと輪姦での台詞出演しかないのが残念だった
今後立ち絵のみだったキャラや、一部敗北エロの無いキャラの追加に加え、希望の多いシーンの追加を行うとのことなので、ぜひ期待したいところである
ブログに攻略あります
http://urban-doujingame.com/2019/11/13/1230/